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それはただ単に、交通渋滞のための遅刻だったが…。
恋人を待つ1時間に人妻の心に去来した不信が招く愛の終り。
夏の昼下り、夫の浮気を目撃しショックを受けた若妻は、ニースのカジノで幸運を8に賭けた…。
いつしかなれあいになった夫婦関係で、離婚を決意する夫の心情。
若者の残酷な愛のエゴとジェラシーなど男と女の微妙な恋愛模様を背景に、愛の皮肉と優しさを描く短編集。
著者等紹介
フランソワーズ・サガン
1935‐2004。カジャルク生れ。
19歳の夏に、処女小説『悲しみよこんにちは』が批評家賞を受け、一躍フランス文壇の寵児になる。’57年自動車事故で九死に一生をえる。’78年に来日。
小説、戯曲と著書多数。