Detail
17坪の敷地に建てた3階建ての狭小住宅。太陽光発電に雨水利用、緑のカーテンに古材利用で省エネ&自給を楽しむ。土地選びからメンテナンスのコツまで、建てるまでと建ててからの暮らし方のポイント満載。
目次
第1章 からだにやさしい家をつくりたい
公園に寄りそう小さな敷地-住むところをさがす
からだに有害な成分を発生しない家づくり-自然素材にこだわる
冬暖かく、夏涼しい家づくり-快適な場所を実感する
第2章 自然力を耕す住まいと暮らし
雨の日が待ち遠しい雨水利用-雨を活かす暮らし
太陽光発電で太陽の恵みを実感する-太陽光を活かす暮らし
緑のカーテンは収穫と涼感の一挙両得-緑を活かす暮らし
第3章 「もったいない」を楽しむ暮らし
ぬくもりのあり物に囲まれて-「もったいない」を楽しむ暮らし
電気と水を自分でまかなう-省エネを楽しむ暮らし
第4章 地球を体感する小さな家
自立する住まい-災害時に一週間耐えられる家をつくる
地球をまるごと体感する家-住まいをとおして地球環境を知る
中臣昌広(なかおみ・まさひろ)
一九五八年生まれ。都内の保健所勤務。環境衛生監視員。八四年より特別区職員自主研究会「ソーラーシステム研究グループ」に参加。九五年よりNPO法人「雨水市民の会」会員。 著書『「水」の安心生活術』(集英社新書)、共著書『雨の建築学』(日本建築学会編著 北斗出版)、『雨の建築術』(同)