Detail
第1回 利他のコンディション(春の知らせ、フキノトウの天ぷら;お皿と敷く紙、お皿とお盆の心地よい関係;料理することで、人間が自然を「もてなす」 ほか)
第2回 「ええかげん」に気づく人になる(和食にはアクを生かす除く両方ある;家庭のおひたし、料理屋のおひたし;「今、ちょうどよいかげんの器を選ぶ」 ほか)
第3回 ふつうはえらい(おろそかにしてきた「あたりまえ」を取り戻す;ふつうって、何?;無秩序な時代に必要な「再発見」 ほか)
土井善晴
1957年大阪生まれ。料理研究家。十文字学園女子大学特別招聘教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、甲子園大学客員教授、学習院女子大学講師。スイス・フランスでフランス料理、味〓兆(大阪)で日本料理を修業。1992年においしいもの研究所設立。料理とは何か・人間はなぜ料理をするのか・人間とは何かを考える「食事学」「料理学」を広く指導。和食の観点から「一汁一菜」を提唱
中島岳志
1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。