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内容説明
ポスター、映画、コマーシャル・フィルム、そして絵画。開高健の渉猟する世界は、その貧欲で執拗な視線にさらされ、多量の比喩、熱情を注がれて表情を一変させる。言葉との格闘によって意味を与えられた世界―。
開高健が1つの時代の類いまれな眼であったことを痛感させるエッセイ42篇。
目次
ポスターのことなど
危険な野立看板
ポスター画家礼讃
賢明な様式化―映画『楢山節考』
マスコミ雑感
生きていないロルカの味
『U.S.カメラ年鑑・1959』
真鍋博著『動物園1』
アニメーション映画寸感
毛利武士郎
漫画家よ、笑わせてくれ
モーリス・ユトリロ
知られざるゴヤ
祈りなき大地の痛苦―ゴヤ
“大いなる自然”の死―ジャン・ギャバン
ピカソはほんまに天才か
うたかたのシャンソン〔ほか〕