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酒場から英国の光と陰を照らし出す。
エール、シングルモルトといった酒文化の蘊蓄から、ロック、ミステリーなど「大人の趣味」までを肴に、パブやバーで、ピーター・バラカン、『レモン・ハート』の古谷三敏ら「通」たちのとっておきの話を聞く。
世界一ぜいたくな「酒都」めぐり。
目次
第1部 パブとエールのある風景(イギリスからパブが消える日;パブと居酒屋の何が違う;なぜ酒場をパブと呼ぶようになったか―飯田操氏(イギリス文化研究者)と考える ほか)
第2部 ロックと文学に浸る(ラジオDJの流儀―ピーター・バラカン氏(ブロードキャスター)と考える
ブリティッシュ・ロックの輝き―東郷かおる子さん(音楽評論家)と考える
哀愁のコナン・ドイル―河村幹夫氏(多摩大学名誉教授)と考える ほか)
第3部 シングルモルトとケルトの魂(黒い羊も生かす国―ミサコ・ウドさん(スコットランド公認ガイド)と考える
生命の水・ウイスキーはどこから来たか―三鍋昌春氏(元サントリーシニアブレンダー)と考える
王道歩んだ日本ウィスキーの100年―土屋守氏(ウイスキー文化研究所代表)と考える ほか)
小坂剛
読売新聞メディア局記者。1967年、新潟県生まれ。慶応義塾大学卒。
秋田支局、社会部などを経て、メディア局編集部次長。
社会部時代の取材は環境、消費者、労働の各分野。
2014年、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ修士課程修了(デジタル・ジャーナリズム)。