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ル・コルビュジエのお洒落で格好いいイメージは、建築専門誌以外でも特集記事が組まれることが多く、広く知られている。いったい、彼の建築のどこが人々を魅了するのか。本書は、彼が遺した膨大な作品群の中から初期のサヴォワ邸と後期のロンシャン教会堂という「世紀の名作」を軸として、この二つの建築物の新しさ・美しさはどこにあるのかを解き明かしつつ、一人の建築家の足跡と、日本の建築家に与えた影響を探る。
目次
プロローグ 「透明な絵画」から「透明な都市」へ
第1章 革新―幾何学の美
第2章 変貌―幾何学からの転身
第3章 成熟―集合、都市、闇
第4章 日本への影響
エピローグ 遺言―ラ・トゥーレット修道院(一九五九)
越後島研一
1950年(昭和25)、神奈川県に生まれる。早稲田大学理工学部を卒業後、東京大学大学院博士課程修了。工学博士。越後島設計事務所主