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屈託をかかえた9つの人生。生活上の煩悶、創作面での岐路に立ったとき、そこに山があった…。「山」と対峙した9人の表現者を跡づける、会心のエッセイ。
目次
私は山だ―高村光太郎
純白なる蔵王―斎藤茂吉
槍の穂の歌―窪田空穂
山への誘い、山への祈り―宮沢賢治
碧い遠方―尾崎喜八
鳥の山―中西悟堂
遠霞む稜線―深田久弥
垂直の散歩者―石橋辰之助
罠としての山、罰としての山―鳥見迅彦
正津勉
1945年、福井県大野に生まれる。同志社大学文学部卒業。1972年、詩集『惨事』(国文社)を刊行。以後、70年代詩人のひとりとして活発な詩作活動を展開する。