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人気ノンフィクション作家と歴史家の“超時空”対談
現代ソマリランドと室町日本、かぶりすぎ!
人々の心の動きから法体系まで、こんなにも似ている社会が時代と空間を超えて存在したとは!!
その驚きから人気ノンフィクション作家と歴史家が世界の辺境と日本史を徹底比較。
食、宗教、戦争、恋愛と話題は多岐にわたり、辺境を知れば日本史の謎が、日本史を知れば、辺境の謎が解けてきた。 新見解が目白押しの超時空対談でやがて浮き彫りになってきたものとは・・・・・・。 世界観がばんばん覆される快感が味わえます!
装画:山口晃『奨堕不楽圖』より
高野秀行(たかの・ひでゆき)
ノンフィクション作家。1966年東京都生まれ。早稲田大学探検部時代に執筆した『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)でデビュー。『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)で第一回酒飲み書店員大賞、『謎の独立国家ソマリランド』(本の雑誌社)で講談社ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。著書は他に『移民の宴』(講談社)、『ミャンマーの柳生一族』(集英社文庫)『未来国家ブータン』『恋するソマリア』(集英社)など多数。モットーは「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」
清水克行(しみず・かつゆき)
明治大学商学部教授。専門は、日本中世史。1971年東京都生まれ。大学の授業は毎年大講義室が400人超の受講生で満杯になる人気。NHK「タイムスクープハンター」など歴史番組の時代考証も担当。 著書に『喧嘩両成敗の誕生』(講談社選書メチエ)、『大飢饉、室町社会を襲う!』『足利尊氏と関東』(以上吉川弘文館)、『日本神判史』(中公新書)、『耳鼻削ぎの日本史』(洋泉社 歴史新書y)などがある。モットーは「宝処在近(大事なものは身近なもののなかにある!)」