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片山節が響き渡る9人の神髄。内外の近現代の作曲家から越境して、クラシックのまん真ん中へ。
目次
1 バッハ―精緻な平等という夢の担い手
2 モーツァルト―寄る辺なき不安からの疾走
3 ショパン―メロドラマと“遠距離思慕”
4 ワーグナー―フォルクからの世界統合
5 マーラー―童謡・音響・カオス
6 フルトヴェングラー―ディオニュソスの加速と減速
7 カラヤン―サウンドの覇権主義
8 カルロス・クライバー―生動する無
9 グレン・グールド―線の変容
片山杜秀
1963年、仙台に生まれ、東京で育つ。音楽評論家、思想史家。慶應義塾大学法学研究科後期博士課程単位取得退学、専攻・政治学。現在、慶應義塾大学法学部教授。吉田秀和賞、サントリー学芸賞、司馬遼太郎賞受賞。