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「家庭のある人の子どもを産みたい」「親の期待とは違う道を歩きたい」「いじめを苦に死にたがる娘の力になりたい」「ガンになった父になんて声をかけたらいかわからない」「自殺したい」「虐待してしまう」「末期がんになった」「お金を使うことに罪悪感がある」「どうして勉強しないといけないの」「風俗嬢に恋をした」「息子が不登校になった」「毒親に育てられた」「人から妬まれる」「売春がやめられない」「精神疾患がバレるのが怖い」「兄を殺した犯人を、今でも許せない」……
なぜ彼らは、誰にも相談できない悩みを、余命数年の写真家に打ち明けるのか?
人生相談を通して「幡野さん」から届く言葉は、今を生きるすべての人に刺さる"いのちのメッセージ"だ。
幡野広志
1983年東京生まれ。2004年日本写真芸術専門学校中退。
2010年広告写真家高崎勉氏に師事。
「海上遺跡」Nikon Juna21受賞。
2011年独立、結婚。2012年エプソンフォトグランプリ入賞。
狩猟免許取得。2016年息子誕生。
2017年多発性骨髄腫を発病