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ホーキング、最後の書き下ろし
NHK「クローズアップ現代+」“ホーキングの遺言"(3月6日放送)で話題!
天才物理学者が生涯をかけて紡いだ希望のメッセージとは?
地球温暖化が進み、核の脅威が増し、人工知能が人間を脅かす時代に、
私たちはどのように考え、未来を形作っていけばよいのか――。
誰もが抱いている10の疑問に博士がわかりやすく答えた全人類への最良の贈り物。
◆本書登録の10のビッグ・クエスチョン
1 神は存在するのか?
2 宇宙はどのように始まったのか?
3 宇宙には人間のほかにも知的生命は存在するのか?
4 未来を予言することはできるのか?
5 ブラックホールの内部には何があるのか?
6 タイムトラベルは可能なのか?
7 人間は地球で生きていくべきなのか?
8 宇宙に植民地を建設するべきなのか?
9 人工知能は人間より賢くなるのか?
10 より良い未来のために何ができるのか?
なぜビッグ・クエスチョンを問うべきなのか
私は、本書に取り上げたビッグ・クエスチョンを考えると胸が躍るし、それらを探究することに情熱を傾けている。
その興奮と情熱を、みなさんに伝えたい。私たちが向かう未来を、誰もが行きたいと思うような未来にするために、力を合わせようではないか。
スティーヴン・ホーキング
スティーヴン・ホーキング 1942.1.8-2018.3.14
イギリスのオックスフォード生まれ。オックスフォード大学、ケンブリッジ大学大学院で物理学と宇宙論を専攻。21歳のときに運動ニューロン疾患を発症。37歳でアイザック・ニュートンも就任した名誉あるルーカス教授職に選出され、30年にわたり同職を務めた。王立協会フェロー、全米科学アカデミー会員であったほか、2009年にはアメリカのオバマ大統領から大統領自由勲章を授与された。ケンブリッジ大学理論宇宙論センターに研究責任者として在籍しながら本書をまとめている最中の2018年3月に死去(享年76)。著作に『ホーキング、宇宙を語る』(早川書房)、『ホーキング、未来を語る』(ソフトバンク クリエイティブ)、『ホーキング、宇宙と人間を語る』(エクスナレッジ)など。