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「私と同じ年の頃、何をしていましたか?」
「悩んだとき、どう乗り越えましたか?」
川村元気が12人の巨匠に学んだ、仕事で人生を面白くする力!
大人になってからのほとんどの時間、僕らは仕事をしている。
だとしたら僕は人生を楽しくするための仕事がしたい――。
映画プロデューサー、作家として躍進を続ける川村元気が、
仕事で世界を面白くしてきた12人の巨匠に聞いた「壁を乗り越え、一歩抜け出す」唯一無二の仕事術!
【本書より】
●山田洋次――批判する頭のよさよりいいなぁと惚れ込む感性が大事です。
●沢木耕太郎――僕はあらゆることに素人だったし素人であり続けた。
●杉本博司――やるべきことは自分の原体験の中にしかないんです。
●倉本聰――世間から抜きんでるにはどこかで無理をしないといけない。
●秋元康――時に判断を間違えるのは仕方ない。大切なのは、間違いを元に戻す力だ。
●宮崎駿――何でも自分の肉眼で見る時間を取っておく。作品を観ることと、物を見ることは違うんです。
●糸井重里――人間は仕事の一部分でしかない。だから、どうやって生きるかを面白くやれ。
●篠山紀信――世界をどうにかしようなんて、おこがましい。大事なのは受容の精神です。
●谷川俊太郎――人類全体の無意識にアクセスできる仕事であればいいんじゃないかな。
●鈴木敏夫――最近はみんな丁寧に物をつくるから、完成したときには中身が時代とズレちゃう。
●横尾忠則――自分が崩落していく感覚の先に新たな道を見つけることも多いと思います。
●坂本龍一――勉強とは過去の真似をしないためにやるんです。
川村 元気
1979年生まれ。『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』 などの映画を製作。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。140万部突破のベストセラーとなり、米国、フランス、ドイツ、中国、韓国などで出版される。小説2作目『億男』も映画化され、76万部突破のベストセラーとなった。2018年、初監督映画『DUALITY』がカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に選出された。