Detail
弁当を背負って歩いたり、野外で自分たちで料理を作るようになったが、トタンの屋根の上から、数千メートルの山の上や、はるか西の砂漠,見知らぬ国の風景の中へと場所は変わることがあっても、青空の下で飯を食うのが楽しみというのは変わらない。同じような気持ちを持つ「弁当開き」仲間の、「外めし」エッセイを書き下ろしてもらってまとめたのがこの1冊である。
目次
野の料理(池沢夏樹)
ユーコン川ダイエット・ツアー(野田知佑)
恐怖の食卓(西木正明)
牧場の食卓(太田愛人)
サケの食べ方(立松和平)
炭焼きの食べもの(宇江敏勝)
焼畑の村をたずねて(大竹昭子)
さんこのオニギリ(宮鳩康彦)
魂の食卓(真野響子)
百億坪菜園(中村滋)
春が好き(本多由紀子)
現地調達(柴野邦彦)
おこぼれ(高田勝)
モンゴルの羊(岸本葉子)
森に住むわけ(西川治)
マタギの昼めし(塩野米松)