Detail
子供時代の春夏冬を過ごした庄内の豊かな田んぼ。通りすがりの犬や猫。
はぐれてしまったぬいぐるみのキツネ―。
記憶の底からそっととりだした出来事、日々の暮らしで見つけたささやかだけれど大切なものについて、ていねいにていねいに書き綴る。
文筆家、本上まなみの伸びやかな才能に心が満たされるエッセイ集。
いろんな場所に連れて行ける小さなサイズになりました。
目次
1 子どものころ(大好きな、大好きなふるさと;あんなに小さかったのに ほか)
2 たべて、あそんで(大好きメンチ;あつくなきゃ、ね ほか)
3 小さな旅、遠い旅(さくら、さくら;くねくねつづく ほか)
4 どうぶつ大好き(ご近所どうぶつ;とうきょうのカイツブリ ほか)
5 本棚から(らもさんにご相談;私の初めての本 ほか)
本上まなみ
1975年東京生まれ。大阪育ち。女優。また番組の司会や、ナレーター、声優としてなど幅広く活躍。エッセイスト、絵本作家としての評価も高い。