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小さな動物や虫と話ができる幼稚園児の拓人の目に映る、カラフルでみずみずしい世界。
ためらいなく恋人との時間を優先させる父と、思い煩いながら待ちつづける母のもと、しっかり者の姉に守られながら、拓人は大人たちの穏やかでない日常を冒険する。
江國香織
1964年東京都生まれ。89年「草之丞の話」で「小さな童話」大賞、
「409ラドクリフ」でフェミニナ賞、92年『きらきらひかる』で紫式部文学賞、
2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、
04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、07年『がらくた』で島清恋愛文学賞、
10年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞、
12年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、
15年に『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞を受賞