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パンデミックを前に動きを止めた社会。
世界を駆ける漫画家・ヤマザキマリもこれほど長期間家に閉じこもり、自分や社会と向き合ったのは初めてだった。
しかしその結果「たちどまることが実は必要だったのかもしれない」という想いにたどり着く。
ペストからルネサンスが開花したようにまた何かが生まれる?混沌とした日々を生き抜くのに必要なものとは?
自分の頭で考え、自分の足でボーダーを超えて。あなただけの人生を進め!
目次
第1章 たちどまった私と見えてきた世界(命さえあれば;家族たちと離れ離れになって ほか)
第2章 パンデミックとイタリアの事情(なぜイタリア人はマスクを嫌うのか?;ソーシャルディスタンスが日本の半分? ほか)
第3章 たちどまって考えたこと(「旅」を封じられて;人間としての機能を鍛えたい ほか)
第4章 パンデミックと日本の事情(日本語の飛沫リスク;日本美術の「疫病」と民主主義 ほか)
第5章 また歩く、その日のために(日本を見る、日本人を知る;裸足になろう ほか)