Detail
流行のコンセプトや成功事例ばかりがメディアを流通する。
しかし、日常生活や社会環境がその必要から生み出した工夫や営みにこそ、デザインが向き合うべき課題がある。
現場から生まれる思いがけないクリエイティビティをテーマに世界各地の事例を伝え、高い国際的評価を得たデザインジャーナル『Works That Work』の主要記事を日本独自編集。
「ガラパゴス」を越えて世界に再接続し、グローバルとローカルの狭間からデザインを考えるためのデザイン読本。
目次
第1章 技術と市場(世界を小さくした容れ物;ポータブルな境界線 ほか)
第2章 社会と日常(ダビドの塔:都市で生き抜くためのクリエイティビティ;偽造市場 ほか)
第3章 政治と環境(世界でもっとも新しい国のブランディング;ルワンダの反プラスチック戦争 ほか)
第4章 理念と倫理(祖国は全世界;世界を征服した靴職人 ほか)