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人の内側への旅は、共感だったり辛かったり色々な波がやってきます。一つの作品を読み終わった後には何か違うアプリを自分の中にインストールした感覚が生まれる事も。
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ミルクとはちみつ ルピ・クーア
これは詩によって 生き抜いた旅 これは21年にわたる 血と汗と涙 これはあなたの手のなかにある 私の心 これは 傷つくこと 愛すること 壊れること 癒やすこと(本書より)
父や恋人との苦い経験の先に見つけた、甘くて大切なもの――。愛、喪失、トラウマ、虐待、癒し、そして女性であることの意味を正直な言葉で描き、20代の女性を中心に深い共感を呼ぶ、若き作家によるデビュー詩集。その作品は「すべての女性が読むべき詩人」(ハフポスト)、「同世代の声」(USAトゥデイ)と評されている。「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリストで1位を獲得し100万部を突破、30ヶ国語に翻訳されている。
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ルピ・クーア(著)
作家、イラストレーター。5歳のときに母から「あなたの心を描き出しなさい」と絵筆を手渡され、描くことをはじめる。それ以来、彼女にとって自分の人生は芸術的な旅路を歩むことと等しいものになった。修辞学の学位を取得したのち、2014年に第1詩集『milk and honey』(本書)を出版。国際的な評価を受けるとともに、「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラーリストの1位を獲得。1年以上にわたってリスト入りを続け、ミリオンセラーとなる。本書は30ヶ国語に翻訳されている。2017年に第2詩集『the sun and her flowers』を刊行。