Detail
旅する、暮らす、生きる。
アジアの旅のなかで学んだ、
しんぷるな暮らし。
アジアの旅のなかで学んだ、しんぷるな暮らし。あたらしくて、懐かしい。家族のありかた。こころの種をまく、子育て。暮らしを見つめる生きかたが、しみじみと伝わる本。「種まきノート」につづくエッセイ集。
●旅する家族
家族という木/旅のはじまり、子育てという旅/タイという原郷/南の島、こどもと島で遊ぶ/タイの山岳少数民族をたずねる/アカ族の暮らし
●旅するおうち、旅する台所
ナコンパトムのおうち/はじめてのインド/ネパールのカトマンズにて/ポカラのお休みどころチョウタリ/インドネシアのジャカルタへ フンちゃんを探しに/ベトナム戦争をまなぶ旅
●学校を巡る旅
旅する父、旅する母/家族ってなんだろう/わたしの子育て/学校ぎらい/学校を巡る旅、教育の自給自足/もうひとつの学校、自由の森学園
●旅するわたし 懐かしい未来のくにぐに
わたしのこころとからだをゆるませる、アーユルベーダ/ゴアの牛/バラナシの舟のゆくえ/夢みるブータン/ミャンマーと台湾と沖縄の懐かしい未来/祈りのダラムサラ
早川ユミ
布作家。アジアの山岳民族みたいな土着の感覚で服つくり。ちくちく、ごはん、ときどき旅をしながら、日本みつばちを飼いはちみつの自給自足。ちいさな田んぼや畑や果樹園で、土を着るくらし。たべもののちいさな自給自足をするかたわら、本やおはなし会など、ことばを紡ぐしごと。
著書は新刊『種まきびとの絵日記』『くらしがしごと 土着のフォークロア』(扶桑社)、『畑ごはんーちいさな種とつながる台所』(文化出版局)、『早川ユミのちくちく服つくり』『種まきノート』『種まきびとのものつくり』『種まきびとの台所』『旅する種まきびと』『野生のおくりもの』(すべてアノニマ・スタジオ)、『種まきびとのちくちくしごと』(農文協)、『みらいのからだのーと』『ちいさなくらしのたねレシピ』(自然食通信社)。ハンドメイド本に、『かぞくのかていか』『野生と生きるための12ジャケット』新刊『土着する』がある。
絵・まりぼん
福島県喜多方市生まれ。2014年より沖縄にてくらし、畑のひとびとに出会い、沖縄のものの見方感じ方に感銘をうける。その後2018年より高知の早川ユミに弟子入りし、畑たべものつくり、「ちいさな自給自足」、生きるためのものつくりを学ぶ。2021年雑誌「天然生活」の早川ユミの連載「くらしがしごとしごとがくらし」にて絵を描く。同連載をまとめた本『くらしがしごと土着のフォークロア』(扶桑社)の絵を描く。2022年東京、高円寺にて個展「女は雑草」。現在、高知の山の中で子育てしながら絵を描くまいにち。