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こんがりトースト、熱々ごはん、しゃっきり香菜、ときには、すっぽん鍋。
巻末対談:東海林さだおvs平松洋子ほろ酔い談義。読めばおなかが空いてくる!
基本のごはん、水、豆腐、お茶。えりぬきの調味料。季節の味、母の味。各国各地で出会った味。
――おいしいごはんのためならば、手間はおしみません。東奔西走もいたします。舌の悦びを味わいつくす平松さんが、日々培った、とっておきの食の楽しみと知恵を大公開。愛用の調味料を使った、かんたん料理のレシピ付き。巻末対談=東海林さだお。『おいしいごはんのためならば』改題。
【目次】
カット・アンド・カムアゲイン
うちの「おいしい」
お豆腐屋賛江
水は買うものではなく
幸せのごはん
栗きんとんで一服
怪傑健康頭巾
本日の手土産
ちこちゃんのケーキ
都会のムラへようこそ
私の香菜修業
だしさえあれば
お日様のいう通りに
わたしの調味料
黒七味
コチュジャン
柚子胡椒
塩
醤油
オリーブオイル
バルサミコ酢
ごま油
ナムプラー
ウスターソース
みりん
味噌
砂糖
黒酢
XO醤
ラー油
鶏スープ
レッドカレーペースト
ココナッツミルク
ナムプリックパオ
紹興酒
腐乳
氷砂糖
「おいしい」を探して
京都ぷにぷに旅
天丼を食べに浅草へ
白熊捕獲大作戦
でっこびかっこび そばの旅
進化する焼き鳥
その手は桑名の焼きはまぐり
涼一味。鮎の香り
幻のきのこを探して
冬です、かにです
あんこう鍋のヒミツ
ひとりてっちりのハードル
すっぽん美人、見参
豚足マイラブ
四角いピッツアを港町で
「鳥榮」その世界
巻末対談 東海林さだおvs平松洋子
平松洋子
1958(昭和33)年、倉敷市生れ。東京女子大学卒業。エッセイスト。世界各地に取材し、食文化と暮らしをテーマに執筆している。著書に『夜中にジャムを煮る』『平松洋子の台所』『おいしい日常』『買物71番勝負』『買えない味』(Bunkamura ドゥマゴ文学賞受賞)、『おもたせ暦』『よい香りのする皿』『おんなのひとりごはん』『焼き餃子と名画座』『サンドウィッチは銀座で』『韓国むかしの味』『野蛮な読書』(講談社エッセイ賞受賞)、『なつかしいひと』『洋子さんの本棚』(小川洋子との共著)、『日本のすごい味 おいしさは進化する』『日本のすごい味 土地の記憶を食べる』ほか多数。