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ウイスキーといえば通の飲みもの。楽しめるようになるには膨大な投資と知識が必要という先入観が多くの人にあるのではないだろうか。
この本はちょっと違う。「本書はウイスキーの味わいと、その楽しみ方を知るためのマニュアルであり、知識を学ぶものではない。また、プロだけに向けた専門書でもない」と明言する。その通り、初心者から愛好家と呼べる人たちにも手に取ってほしい一冊。きっと発見があるはずだ。
ウイスキーはもっと自由に楽しんでいい。新しい提案、ミキシングによるテイスティングで、あなただけのウイスキーを見つけよう。
デイヴ・ブルーム
「ウイスキーマガジン・ジャパン」の編集長、「ウイスキーマガジン」(イギリス、アメリカ、フランス、スペイン)のコンサルタント・エディター、「Malt Advocate」(アメリカ)のリード・コラムニスト。スピリッツ専門のライターとしてウイスキーに関する25年あまりの執筆活動を通じ、グレンフィディック・アワードにおけるドリンクス・ブック・オブ・ザ・イヤー賞、ドリンクス・ライター・オブ・ザ・イヤー賞、インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションのコミュニケーター・オブ・ザ・イヤー・アワードを受賞。世界中の雑誌に多数寄稿するほか、ウイスキーの教育、官能評価、人材養成などの分野においても、世界規模で積極的に関わっている。
監修 /鈴木隆行
ニューヨーク国際バーテンダースクール卒業後、日本国内外のホテルやバーでカクテルの真髄を学ぶ。現在、カクテルライフデザインオフィスにてディレクター、パークホテル東京にて総 支配人ならびにカクテルデザイナー、ザ・ブラック・ティー・アーバにてオーナー・バーテンダーを務める一方、自己啓発セミナーとしてのカクテル講座や Suzuki Takayuki Bartender School を主宰するなど、個人から企業まで、カクテルを通じてのライフスタイルを提案。本書の著者とはLondon Bar ShowやTales of the Cocktail in New Orleansにて“わびさび"を テーマにジャパニーズ・ウイスキー・セミナーを開催。両セミナーにおいて100 個のジャパニーズ・ウイスキーの丸氷で世界を驚かせ、Mr. Ice Man と称された。また、Hawaii Cocktail Week, Alchemists' Flavour Festival in Athens, Whisky Live in Taipei, Whisky L! in Shanghai等、海外セミナーにおいて、ジャパニーズ・バーテンディングの普及にも努めている。