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オーガニック料理のバイブルの完全日本語版
オーガニック料理のカリスマとして世界で最も注目を集めるアリス・ウォータースの完全レシピ集の日本語版です。著者は、40年前、カリフォルニア州バークレーに世界初のオーガニック・レストラン「シェ・パニース」を開店、「地消地産」のコンセプトを生み出して、全米に「美味しい革命」を起こした料理家&食育研究家。カリフォルニア・キュイジーヌの祖でもあります。
シンプルで美味しいレシピと彼女の料理哲学で構成された本書は、日本でもアメリカと同様、オーガニック・レストランには必ず置かれる料理のバイブルとなること必至。長く使い続けられるベーシックでスタンダードな料理書です。
本の構成は、Part1が「レッスンと基礎レシピ」でソースやサラダ、パンなどのつくり方が、Part2には「毎日の料理」と題して美味しくシンプルかつ安全なオーガニック料理のレシピが300種類ほど並びます。日本向けのエディションでは、国内で手に入る食材で構成し、計量も日本標準に合わせてあります。
1 レッスンと基本レシピ(さあ、はじめましょう―食材と食料庫、道具と準備;何を料理しましょうか?―メニューを考える、毎日の食事と友人と囲む夕食、ピクニックとお兵当;基本のソース4種―ヴィネグレット、サルサ・ヴェルデ、アイオリ、ハーブバター;サラダ―ガーデンレタスサラダ、ギリシャ風サラダ、オレンジとオリーブのサラダ;パン―クルトン、ハーブブレッド、ピザ生地、生パン粉 ほか)
2 毎日の料理(何か、もう一皿;ソース;サラダ;スープ;パスタ ほか)
アリス・ウォータース
1944年4月28日、ニュージャージー州・チャタムに生まれる。カリフォルニア大学バークレー校でフランス文化を学び、1967年に卒業。その後、ロンドンのモンテッソーリ・スクールで学んだ経歴を持つ。家族には1983年に生まれた一人娘、ファニーがいる。1971年にオープンした『シェ・パニース』は、日替わりのコースメニューが1種類だけというレストラン。1980年には、オープンキッチンの、薪のピザ窯を備えたカフェが2階にオープンし、1984年には同じバークレー市内に、朝食とランチを出す『カフェ・ファニー』を出店した(2012年に閉店)