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おとなと子ども、そしておとな同士が心を通わせるためには、どのように接していけばよいのか。“こころ”の第一人者がやさしく解き明かす。「総合教育技術」2004年4月号から2006年9月号まで連載した「子どもの心、教師の心」を再録。併せて、筆者が遺した「親子で読みたい本リスト」も初掲載。
目次
1 子どもの心、教師の心(開かれた学校;読書を楽しむ;教師の倫理;働くということ;教師の指導力 ほか)
2 親子ど読みたい本リスト(河合さんと子どもの本と…;親子ざ読みたい本リスト 児童書編;親子で読みたい本リスト 絵本編)
河合隼雄
(1928-2007)兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。
日本のユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。