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人生を最高にする「旅」の哲学—偶然がもたらす旅の魅力
旅の最高の経験は、あえて迷子になり、予想もしなかった場所にたどり着くことから生まれる。世界最大の旅行ガイドブック、ロンリープラネットの元CEO、ダニエル・ホートンによる魅力的な旅のすすめ。ガイドブックを捨て、地図を参照しないことが大切だという彼が、自身の経験に加え、さまざまな人物との対話を通じて旅の魅力を語る。
最高の経験をもたらす旅のルール
1.決して荷物を確認しない。
2.ルール1を守ること。
3.早めに空港に行く。
4.人に感じよくしよう。
5.質問しよう。
6.行き先がどこであれ、そこを歩いてみよう。
7.水をたくさん飲もう。
8.現地の通貨で200ドル分は持っておこう。
9.友達や家族に電話しよう。
10.旅先でひと晩予定を空けておき、バーに入ろう。
11.計画にこだわらない。
12.ゴミの始末をしよう。
13.迷子になろう。
14.友人を作ろう。
15.地元ではしないことをしてみよう。
16.旅でポイントが貯まるクレジットカードを使おう。
17.旅先で、普段の暮らしを考える時 間を取ろう。
18.地域社会に利益をもたらそう。
19.すべてを記録しよう。
■監修
ダニエル・ホートン
ロンリープラネットの元CEO、講演者。生まれたときから旅をしており、これまでに35か国以上を訪れ、仕事での移動距離は300万キロメートルを超えている。フォトジャーナリストとしてシアトル・タイムズやAP通信、アメリカ陸軍広報部で仕事をしたのち、ロンリープラネットに加わった。2017年にはフォーブス誌の「メディア業界を変える30歳未満の30人」に選出されている。講演者としては、Booking.com、グルーポ・ビダンタ、ノーベル平和賞受賞者世界サミットの基調プレゼンテーションのほか、旅の専門家としてCNBCにレギュラー出演している。テネシー州ナッシュビル郊外の農園で暮らす。