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これも、健啖。読書の快楽を味わい尽くす!
ドゥマゴ文学賞受賞から5年、食と生活のエッセイストとして活躍する著者が、読書の魔力をがぶり味わい尽くした名随筆。獅子文六、池部良、沢村貞子…昭和から平成へ全103冊の芳醇をご賞味あれ。
沢村貞子、山田風太郎、獅子文六、宇能鴻一郎、佐野洋子、川端康成…海を泳ぐようにして読む全103冊、無類のエッセイ。
目次
第1章 贅沢してもいいですか(能登とハンバーガーと風呂上がり;贅沢してもいいですか;わたしの断食一週間 ほか)
第2章 わたし、おののいたんです(わたし、おののいたんです―宇能鴻一郎私論;最後の銀幕スタア―池部良賛江;お獅子のまるかじり―獅子文六、ほんとうの味 ほか)
第3章 すがれる(春昼;夏のしっぽ;クリスティーネの眼差し ほか)
平松洋子
1958(昭和33)年、倉敷市生れ。東京女子大学卒業。
エッセイスト。世界各地に取材し、食文化と暮らしをテーマに執筆している。