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日本の頭脳を代表する若き理学・医学博士が神秘界を「物質と精神」で遊学するノンフィクション作品。
青山 圭秀
一九五九年、広島県生まれ。東京大学大学院・相関理化学専攻博士課程修了。量子物理化学を専門としながら、東洋の生命科学との融合・止揚を模索する。人間理性の限界と意識の深淵を探った『理性のゆらぎ』、運命と自由意志を問いなおした『アガスティアの葉』、宗教の普遍性を模索した小説『最後の奇跡』(以上、幻冬舎文庫)、インド伝承医学アーユルヴェーダの神秘を聖典から繙いた『大いなる生命学』(三五館)、遠藤周作との対談を収めた『「深い河」をさぐる』(文藝春秋)等、著書多数。四十数年にわたって研究を重ねたヴェーダ理論と現代科学に基づき、二〇〇四年から千数百人に瞑想を教える傍ら、福島県に病院とデイサービスセンターを新設、だれでも習慣にできるタング・スクレーパーの研究・普及にも取り組む。カリフォルニア州立大学元客員教授、国際生命情報科学会常務理事、国際総合研究機構理事、英国宝石学協会特別会員、理学博士・医学博士。