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どんなに満腹でも、食後のフロマージュは欠かさない。仕事は一生するけど、働きすぎは美徳じゃない。いつでも恋していたくて、下着選びも真剣。料理はシェアしないけど、お会計は人数で割る。パリに暮らす著者が、身のまわりのできごとからフランスを描くエッセイ集。
目次
第1章 食こそ人生
第2章 フランス人って!
第3章 パリの時間はゆっくり流れる
第4章 女たちの流儀
第5章 真剣なコミュニケーション
第6章 驚きは街の中に
アトランさやか
1976年生まれ。青山学院大学フランス文学科卒業。
2001年渡仏、パリ第4大学(ソルボンヌ大学)にて学ぶ。学士課程を経た後、修士号を取得する。学業修了後、パリをベースに執筆活動を始め、フランスやヨーロッパの暮らしについて、『天然生活』『暮しの手帖』などの雑誌や、パリの日本語新聞『OVNI』に寄稿する。映画や食の分野を中心に、翻訳や通訳・コーディネートも手がけている。