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「ようそんな口から出まかせを平気でいえますな。閻魔さんに舌ぬかれまっせ」
「かまへん。わしゃ二枚舌や」。
大阪府警の刑事たちが漫才そのものの大阪弁で事件を解決する。
フグ毒により客が死んだ事件に端を発する表題作をはじめ、下着ドロの意外な真犯人を描く「飛び降りた男」など、傑作短編全6編を収録。
黒川博行
1949年愛媛県生まれ。京都市立芸術大学彫刻科卒業。
’86年『キャッツアイころがった』(文春文庫)で第4回サントリーミステリー大賞受賞。
’96年『カウント・プラン』(文春文庫)で日本推理作家協会賞(短編部門)受賞