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いつの日か、この日本で本物のウイスキーを造る――。
大正7年、ひとりの日本人青年が単身スコットランドに渡った。竹鶴政孝、24歳。
異国の地で、ウイスキー造りを学ぶ彼は、やがて生涯の伴侶となる女性リタと出会う。
周囲の反対を押し切って結婚した二人。
竹鶴は度重なる苦難にも負けず夢を追い、リタは夫を支え続けた。
“日本のウイスキーの父”の情熱と夫婦の絆を描く。増補新装版。
目次
第1章 リヴァプール行きオルドナ号
第2章 生命の水、そしてリタ
第3章 国産ウイスキー第一号
第4章 余市ニッカ沼
第5章 キング・オブ・ブレンダーズ
川又一英
1944‐2004。東京都生れ。作家、ロシア・ビザンティン美術研究家。
早稲田大学文学部露文科卒業後、雑誌編集者を経て執筆活動に入る。