Detail
ある日、羊飼いに拾われてブラックシープ農場で暮らすことになった野良猫のボデイシャス。やがて立派な“羊飼い猫”になったボデイシャスが、ご主人の羊飼い、そして動物の仲間たちとの四季折々の日々を綴った猫自伝。
目次
第1部 春(卵係と春の花々;太陽と恵みの雨;馬、馬、もっと馬)
第2部 夏(干草の熱い六月;夏の訪問者たち;怠惰な日々と家族の集まり)
第3部 秋(サバ雲;秋の思い出;ツバメの旅立ち)
第4部 冬(初冬の冷え込み;ブラックシープ農場のクリスマス;ウィルスの脅威;泥まみれの一ヶ月)
スザンナ・クランプトン
アメリカで生まれ育ち、夏のあいだは祖父母のいるアイルランドのキルケニーでよく過ごした。バーモント州にある農業大学で環境科学を学び、東南アジアで自然保護活動に携わるなどさまざまな職についたのち、キルケニーに戻って一族の農場を継ぐことに。ズワルトブレス羊やアルパカ、馬、鶏、犬、猫たちと暮らす