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気鋭の考古学者が、風土と文化、資源と技術、生産技術と道具などのテーマで各界の第一人者と対談。
古代人の生活と知恵の豊かさが明らかにされます。
目次
はじめに
風土と文化
国境の考古学?交流の歴史を秘める対馬 （対談者）永留久恵
東シナ海?縄文時代からの環東シナ海日中交流 （対談者）松岡史
地形の復原?難波の古代のとらえ方 （対談者）日下雅義
漢字?倭人も使いこなしていた漢字 （対談者）森 博達
結婚習俗?大陸と連関していた結婚の儀式 （対談者）江守五夫
資源と技術
木材 豊かな樹種が生み育てた木の文化 （対談者）嶋倉巳三郎
絹 日本は中国以外の最古の絹産出国 （対談者）布目順郎
銅 高い技術にささえられた古代の銅製品 （対談者）久野雄一郎
鉄 弥生時代に可能だった製鉄技術 （対談者）清水欣吾
赤色顔料?古代たちを魅了した丹と朱 （対談者）安田博幸
生産技術と道具
縄文土器 縄文時代の社会と生活をさぐる （対談者）後藤和民
栽培植物 豊富だった古代のメニュー （対談者）中尾佐助
鋸 木の文化をささえた深い知恵 （対談者）吉川金次
石臼 地位の象徴から実用化への長い道 （対談者）三輪茂雄
『小学館ライブラリー』版あとがき
