Detail
実はビールには赤ワインのポリフェノールよりも強い抗酸化物質が含まれています。
その物質はホップの一成分、イソフムロン。
ビールの苦味成分であり、様々な薬理作用が確認されています。ビールの魅力再発見の一冊。
赤ワインのポリフェノールよりビールのホップのほうが抗酸化作用が強い。高血圧糖尿病認知症etc.1日500mlのビールが老化を防ぐ。ビールの誤解を解くとともに、ビールホップの持つさまざまな可能性について紹介した1冊。
目次
序章 ビールホップの話
第1章 ホップとの出合い
第2章 なぜ老化は起きるのか
第3章 アルツハイマーはホップで予防できるのか
第4章 イソフムロンのメカニズムを解明する
第5章 ビールホップの可能性を探る
戸部廣康
1947年東京都生まれ。農学博士。高知工業高等専門学校名誉教授。
1972年東京大学農学部卒業。三楽(現メルシャン)株式会社中央研究所研究員、(財)微生物化学研究所研究員を務める。1980年東京大学より博士号取得(農芸化学)。1982年から2年間、カナダ・カルガリー大学医学部発ガン研究部留学。1990年ドイツ・ヘキスト・ジャパン株式会社創薬研究所主任研究員。1997年高知工業高等専門学校物質工学科助教授、99年同校教授。専門は、応用微生物学、天然有機物化学、遺伝子工学、生命科学。