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映画とウイスキーの素敵な関係を綴るエッセイ『ウイスキー アンド シネマ』の第二弾!
今回も古今東西の映画にあらわれたウイスキーの名ショットの数々を軽妙な文章とイラストで紹介します。殺人事件解明の発端となったアイラ・モルト、父と子のわだかまりを解いたプレミアム・バーボン、若い金融マンの必勝アイテムとなった最高級スコッチ、ジゴロのデビューを助けたアイランズ・モルト、軍隊の鬼教官が肌身離さず持ち歩くアイリッシュ・ウイスキー、ライバルのスパイ同士に芽生えた友情を匂わすスコッチ・ブレンデッド、戦後日本の世相を映し出すジャパニーズ・ウイスキー、……といったように、どの俳優がどの銘柄のウイスキーと“共演”し、飲み方もさまざまにどのようなシーンを繰り広げているのか、ぜひとも本書で確認してみましょう! 前著『ウイスキー アンド シネマ 琥珀色の名脇役たち』同様、映画とウイスキーにまつわるコラムや映画作品リストも収録しています。ただし、今回は「おまけ」のエッセイ1本を追加収録!
目次
SHOT 1(ティファニーで朝食を;キングスマン;夜叉 ほか)
SHOT 2(バレット;静かなる男;ロック・オブ・エイジズ ほか)
SHOT 3(俺の血が騒ぐ;ミスティック・リバー;ラストベガス ほか)
映画作品リスト
武部好伸
エッセイスト。1954年、大阪市生まれ。大阪大学文学部美学科卒業。元読売新聞大阪本社記者。映画、洋酒、ケルト文化などをテーマに執筆活動に励む。日本経済新聞ほか多くのメディアに映画評、映画エッセーを寄稿。日本ペンクラブ会員、関西大学社会学部非常勤講師。