Detail
明大前で開かれた退屈な飲み会。
そこで出会った彼女に、一瞬で恋をした。
本多劇場で観た舞台。
「写ルンです」で撮った江の島。
IKEAで買ったセミダブルベッド。
フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり。
世界が彼女で満たされる一方で、社会人になった僕は、“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていく。
息の詰まる満員電車。
夢見た未来とは異なる現在。
高円寺の深夜の公園と親友だけが、救いだったあの頃。それでも、振り返れば全てが美しい。人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚。
カツセマサヒコ
1986年東京生まれ。大学を卒業後、2009年より一般企業にて勤務。
趣味で書いていたブログをきっかけに編集プロダクションに転職し、2017年4月に独立。
ウェブライター、編集として活動中。『明け方の若者たち』がデビュー作となる。