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とある町の小さなパチンコ店の前に置かれた一冊の「里親探しノート」。
ある日、その店に勤める五郎は、ノートに奇妙なことが書かれているのを見つけた。
「ネコは、ごはんを何日食べなければ死にますか?」この書き込みによって、五郎と常連客の宏夢はある事件に巻き込まれると共に、答えのない問題と向き合うことになる。
人はどうして生まれたのか?何のために生きているのか?成功とは何なのか―。
一冊のノートを介して様々なドラマが繰り広げられていく、全四話の心温まる物語集。
瀧森古都
1974年、千葉県市川市生まれ。2001年、作家事務所オフィス・トゥー・ワンに所属。
放送作家として「奇跡体験!アンビリバボー」など様々な番組の企画・構成・脚本を手掛ける。
2006年、独立。作家、コピーライターとして活動。
現在、主に「感動」をテーマとした小説や童話を執筆。
ペット看護士・ペットセラピストの資格を保持。