Detail
四国の山あいのむらで20年。土地のお年寄りたちに自然とともに生きる知恵をわけてもらいながら、畑でとれたたべものを交換したり、ちくちく縫いする手からは、からだに寄り添う衣服を生み出してきた早川ユミさんの、自給自足へ向かう生きかたをサポートしてくれた、からだ育てのレッスンとは。
目次
第1章 呼吸レッスン
第2章 気のレッスン
第3章 からだのイメージレッスン
第4章 こころのレッスン
第5章 冷えとりレッスン
第6章 イトオテルミー療法のレッスン
第7章 からだのお手当て
第8章 からだを巡る旅
早川ユミ
布作家。1957年生まれ。アジアの旅する布たち、手紡ぎ手織布カディ、藍、黒檀の実、泥染めなど草木染めの布、山岳少数民族の布、柿渋で染めた布、備後節織り布、遠州紡ぎ布、リトアニア麻布をちくちく手縫いもして、にっぽんの農民服もんぺや、ネパール農民服、メオ族農民服、チベッタンワンピースなど衣服をつくり、展覧会をひらいている。
夫である陶芸家の小野哲平の薪の窯たきを手伝ったり、ちいさな畑に種をまき、ちいさな果樹園に果樹を植え、日本みつばちを飼っている。