Detail
ちいさな今日が、
大きな世界につながっている。
言葉にしないと忘れてしまう
ある家族の日々の記録
ひとつの家族を自身の家族で取材して制作する雑誌『家族と一年誌 家族』編集長である著者による初めての自著。ブログに綴った5年の間には、たくさんの幸せな日とそうでない日とがありました。「家族」を通して自分と社会に向き合い続けた実験の記録。一日々々のかけがえのなさを感じられる一冊です。
◆推薦コメント
人間が違う人間と暮らす、というのは、
楽しくても、苦しくても、嬉しくても、悲しくても、
きっとそれだけでは物足りなくて、
大切なのは、切なる願いと、ユーモアと、少しの笑いなんだ。
ああ、家族って本当に疲れる。笑
奥山由之氏(映像監督、写真家)
こんな風に、人は家族になっていくのか。
「愛してる」という言葉はないのに、
愛してる愛してるってずっと日記に響き渡っているようでした。
平野紗季子氏(フードエッセイスト)
目次
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
中村暁野
1984年、ドイツ生まれ。多摩美術大学映像学科在学中から音楽ユニットPoPoyansとして活動。
映画音楽やCM音楽等を手がける。
2010年に結婚・出産。家族のかたちや社会との関わり方に悩んだことがきっかけとなり、ひとつの家族を一年間にわたって取材し、まるごと一冊ひと家族をとりあげる雑誌『家族と一年誌 家族』を2015年に創刊する。
取材・制作も自身の家族と行うのが雑誌のコンセプト。雑誌やメディアで家族や暮らしについての執筆を行う。11歳の娘、4歳の息子の母親