Detail
南米大陸の最南端に広がる風と氷に閉ざされた辺境の地パタゴニア。
460年前にマゼランが、150年前にダーウィンが、この巨大な秘境を踏査した。
その頃の風景とすこしも変わっていないだろうといわれている大氷河の海域と、狂気を催すような寂寥と広漠の原野を、椎名誠ら5人の日本人チームが放浪する。風と氷とタンポポの国『パタゴニア』は、フィールドワーカー椎名誠の新境地をひらくエポックメーキングな旅となった。
本書は“感性と冒険”をつなぐ椎名誠の、世界辺境地探索紀行記、渾身の書き下ろし第1作である。
目次
1 トランクの中
2 寒い夏
3 マゼラン海峡
4海に還る氷河
5 コンドルはいいなあ
6 凶暴海域
7 悲しみの火の国
8 洪水
9 アンデスの風が吹く
10 胡椒とスカンク
11 アベマリア