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ミッケラーが趣味としての実験的なビールづくりから、国際的な小規模ブルワーの先駆者へと進化していった過程や、ビールそのものの歴史、1990年代のビール革命、ビールと料理の合わせ方、そして特に重要なビアスタイルなどを掲載。
醸造工程は、原料、設備、さまざまな準備、糖化、煮沸、ホップ投入、そして発酵、貯酒、瓶詰めまで、一つひとつ細かく解説。
さらにビールのレシピとして、ミッケラーだけでなくファイアストーンウォーカー、スリーフロイズ、トゥオール、デモーレンなどの計25本を掲載。
初心者だけでなく経験豊かな自家醸造者も活用できる。
目次
第1章 バケツ醸造からスターブルワーへの道―ミッケルの生い立ちとミッケラーの成り立ち
第2章 副葬品、未開人たち、そして僧侶たち―ビールの略史
第3章 小規模醸造とクラフトビール革命
第4章 ビールの様式―淡色、苦め、濃色、サワー
第5章 見て、かいで、味わって、感じる―ビールの味わい方
第6章 自分のビールを自分でつくろう
第7章 ビールのレシピ集
第8章 ビールと料理を一緒に楽しむ
ビャーウス,ミッケル・ボルグ
デンマークで最初の小規模ブルワリーの一つであるミッケラーの創業者。
数学と物理の教師として働いている間に、持てる技術を生かして、自宅でさまざまなビールをつくり始めることに。
その後、40カ国にビールを輸出し、デンマークで最も有名なレストランのために特注のビールをつくり、スリーフロイズやアンカレジなどの世界中の革新的な小規模ブルワリーとの協働醸造をする、世界的に有名な企業に発展した。
ブルワリーのビジネスを十分に理解した後に事業を拡大し、ミッケラーのバーやビール販売店を立ち上げた
パン,ペニール
デンマークの新聞「ポリチクン」をはじめとするジャーナリズムの世界で5年間働いた後、2010年にフリーランスのライターに。
それ以来、ミッケラーやステラマガジンなどさまざまな企業で、中国や地域文化に関するニュースなど、さまざまな話題について執筆している
長谷川小二郎
編集、執筆、英日翻訳。
2008年から、米ワールドビアカップ(WBC)、グレートアメリカンビアフェスティバル(GABF)など、上位の国際的ビール審査会で審査員。
「ビアコーディネイターセミナー」「ベルギービールKAISEKI(会席)アドバイザー認定講座」「ベルギービール・プロフェッショナルベーシック講座」の講師、テキスト執筆