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常識、職場の空気、前例、人の目、自分らしさ、見栄…。あなたも「こだわり」に囚われていませんか?臨機応変に考えて、自由に生きよう。人気小説家・工学博士による人生を好転させるヒント。
目次
第1章 「拘り」は悪い意味だった。
第2章 「拘る」のは感情であり、理性ではない。
第3章 「拘らない」なら、その場で考えるしかない。
第4章 生きるとは、生に拘っている状態のことだ。
第5章 新しい思いつきにブレーキをかけない。
第6章 自由を維持するためにはエネルギィが必要だ。
第7章 死ぬとは、死に拘るのをやめることだ。
第8章 拘らなければ、他者を許容することができる。
第9章 優しさとは、拘らないことである。
第10章 拘らなければ、臨機応変になる。
森博嗣
1957年愛知県生まれ。小説家。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、デビュー。