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出世の野心を抱いてパリで法学を学ぶ貧乏貴族の子弟ラスティニャックは、場末の下宿屋に身を寄せながら、親戚の伝を辿り、なんとか社交界に潜り込む。
そこで目にした令夫人は、実は下宿のみすぼらしいゴリオ爺さんの娘だというのだが…。
フランス文学の大傑作を読みやすい新訳で。
バルザック,オノレ・ド
1799‐1850。フランスの小説家。トゥール生まれ。8歳からの6年間、寄宿学校に入れられる。
17歳で代訴人の事務所に見習いとして入り、パリ大学法学部に通う。
このころから文学者を志し、20歳のころパリ市内の屋根裏部屋に住んで小説を執筆し始める。
人間を観察し、その心理を精密に描きつつ、社会全体をも映し出す長短編小説を次々に生み出し、
巨大な作品群によってフランス社会そのものを表す「人間喜劇」を形成していく。
旺盛な執筆活動の他に、年上の貴婦人たちと数々の浮き名を流したことでも知られる