Detail
NHK朝ドラ『マッサン』の主人公こと、日本ウィスキーの父・竹鶴政孝。彼を敬愛してやまない名バーテンダーが綴る酒飲みの流儀マッサン=竹鶴政孝(1894?1979)。26歳で単身スコットランドに渡ってウイスキーづくりを学び、帰国後は現サントリーの山崎蒸留所を作ったのちに北海道・余市にニッカウヰスキーを創業。「日本ウイスキーの父」と呼ばれた男。
2014年9月29日より放映されるNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」は、 ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝と、スコットランド人の妻リタが日本初のウイスキー誕生の夢に向けて突き進む夫婦の物語だ。
本書は、朝ドラが100倍楽しめる! を最大のポイントとして、ニッカ蒸留所のある余市の隣町・小樽のオーセントホテルのチーフバーテンダーであり、昨年竹鶴アンバサダー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた野田浩史氏が、酒のプロの視点から酒のレジェンド・竹鶴政孝の魅力とすごみ、そして日本発世界への発想で国産ウイスキーにこだわった「和魂洋才」と「地域興し」の情熱を紹介。同時にマッサンにからめて旨い水割りの作り方や、安い発泡酒を極上酒に変えるちょい足しテク。そして同氏がライフワークにしている「酒で町興し」の実例までを紹介。
地域興しで悩む人々にとっても格好の手引き書になる!
序章 リタへ捧げる「政孝ウイスキー」のカクテル
第1章 日本初のメイド・イン・ジャパンのウイスキー――竹鶴政孝とリタの苦闘
第2章 「北海道の天恵」竹鶴政孝に学んだ町おこし
第3章 「大人酒」の目利きになる
第4章 コンビニやスーパーの酒を10倍おいしく飲む方法
第5章 ストーリーを肴においしく飲むのが「大人酒」