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環境問題はいまや地球全体をおおっている。「地球にやさしく」「自然との共生」…至る所に時代のキーワードが氾濫しているようだ。「自然」や「共生」とは一体何なのだろうか。一八世紀末から始まる欧米の環境思想の系譜を鳥瞰しつつ、その問題点を明らかにするとともに、非西欧社会をも射程に入れた新しい環境学の枠組みを構想する。世界遺産に指定された日本の白神山地のブナ原生林を具体的な事例として、現在の自然保護の考え方を鋭く問いなおす最新の環境問題入門。
この本の目次
序章 環境倫理思想のいま
第1章 環境倫理思想の系譜
第2章 新しい環境倫理をもとめて
第3章 白神山地の保護問題をめぐって
終章 わたしたちはいかにして「つながる」ことができるのか