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ロシヤ文学には「オーチェルク」という散文のジャンルがあって、その主な特徴は、写生、実写、自然描写であり、ほかのジャンルと比べて、虚構、作りもの、空想の産物の演じる役割がはるかに小さいことだそうです。シソーエフさんの「オーチェルク」、この現代の「猟人日記」を手に取られるみなさまの心には、そんな「素」の風景がどのように映りますでしょうか。(「訳者あとがき」より)
目次
狩猟官
マンモスの牙を求めて
命の水の川
ヘフツィールでの三日間
新年の物語―狩猟学者ペレカートフが私に語ったこと
熱き氷上
ダーチャの一件―実話
クマとの一期百会