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一生懸命勉強して、名門大学へ入れば、良い就職ができる――これがいわゆる「まじめな生き方」と言われるものだろう。親や教師はそういう方向に学生を導いていこうとする。それに対して、君たちは「まじめな生き方」をカッコ悪いモノと考えているのではないだろうか?
しかしまわりに流されて、何となく「まじめ」をやめる、勉強をしない、では確実に損をするのは君たちだ! 実際には「まじめ」な生き方が一番賢いのである。
本書は、「親がムカツク」「受験勉強の意味がワカラナイ」「異性が苦手」「学校も授業もツマラナイ」「他人の目が気になって仕方ない」「担任と合わない」など、君たちがまじめだからこそ抱える悩みに、精神科医であり、また受験アドバイザーとして受験生の生の声を聞き続けた著者が一つ一つ明快に答える。
親や教師には相談できないし、同年代の友だちにも話しづらい思いを抱えていても、本書をを読めばきっと気持ちが楽になるはず!
和田 秀樹
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神 科医。国際医療福祉大学教授。ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。一橋大学国際公共政策大学院特任教授。川崎幸病院精神科顧問。