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同じものを食べるのに、ある人は御飯の上にのせて、ある人は日本酒を飲みながら―スタイリストやカメラマン、雑貨店オーナーなど、食や暮らしにこだわりのある10人に、堀井さんがお気に入りの食べものの組み合わせやアイテムを聞いてみた。今まで知らなかった“おいしい”への次の扉がきっと見つかる一冊。
目次
焼きたての食パン1.5斤を切り分けないで、みんなでちぎって食べる―岡尾美代子さん・スタイリスト
澄んだ色のルームシューズを履くと空を飛べそうな極上の気分―藤原千鶴さん・ルームシューズ作家
セントセシリアは淡いピンクのバラ 記憶に残るたっぷりと甘い香り―鈴木るみこさん・編集者・ライター
南仏の太陽の下で見るような色 ダイナミックなデザインの染め布―横山朋子さん・染色家
コーンフレークスが2箱分入っている開化堂の銀色の缶―公文美和さん・カメラマン
これだけは家でも使いたいちょっとずつ集めた大事なもの―保里享子さん・「5」オーナー
着物にはまってお茶を習い始めお気に入りがふえていく―若山嘉代子さん・グラフィックデザイナー
この本を読むとこれが食べたくなってしまう―岡部史絵さん・「ユトレヒト」スタッフ
心をこめて丁寧にひたむきにくり返しているとおいしさに近づける―吉村眸さん・「Zakka」オーナー
こんなふうに食べたいうちのごはんスタイル―堀井和子
堀井和子
1954年、東京都に生まれる。上智大学フランス語学科卒業。
中学生時代からの料理好きが高じて、料理スタイリストになる。
1984年から3年間、夫の仕事の関係でニューヨーク郊外で暮らす。
帰国後はシンプルでしゃれた食情報や料理を紹介。
写真、文、イラストも自分で手がけ、おいしさの雰囲気を伝える本が人気を呼ぶ。